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この文書は、Framerを学ぶ国内ユーザーが日本語資料の不足によって感じる困難を解消するために、公式ブログの内容を翻訳し、実務に役立つ情報を加えたものです。Framerを使用する皆さんに少しでもお役に立てれば幸いです。
Framerで作られたウェブサイトはどのブラウザをサポートしていますか?
Framerは訪問者の99%以上がスムーズに利用できるよう、幅広いブラウザ互換性を提供しています。具体的には以下の通りです。
サポートされているブラウザ一覧
ブラウザ種類 | 最低サポートバージョン |
|---|---|
Safari | 15.5+ (iOSを含む) |
Chrome, Edge (Blinkベース) | 89+ |
Firefox | 109+ |
Opera, Opera Mobile | 75+ |
Samsung Internet | 15+ |
その他のChromium 89+ベースブラウザ | 例:Brave v1.19+、Vivaldi、Yandexなど |
すべてのオペレーティングシステム(MacOS、Windows、Linux、Android、iOSなど)で上記バージョン以上のブラウザがインストールされている場合、正常に動作します。複数のブラウザで問題が発生したり、ターゲット顧客のブラウザ使用量が平均と大幅に異なる場合は、Framerサポートフォーラムにご相談ください。
Framerは最新のCSS機能を積極的に活用するプラットフォームです。そのため、視覚的に優れたウェブサイトを作成できますが、一部の機能は古いブラウザで完全にサポートされない場合があります。この場合、Framerは自動的にポリフィル(フォールバック)を適用しますが、多少のレイアウトの違いや動作の違いが生じる可能性があります。詳細はCSSサポートを参照してください。Note: ポリフィルは『古いブラウザでも最新の機能を模倣できるように支援するコード』です。
Framer Canvasを使用するには?
必要条件
FramerのデザインツールであるCanvasを使用するには、インターネット接続とWindows、Mac、Linux、またはChromeOSのいずれかのオペレーティングシステムが必要です。
Chrome、Safari、Firefox、またはEdgeの最新バージョンがインストールされていることを確認してください。FramerはMacおよびWindows向けのデスクトップアプリも提供しています。
Braveブラウザ利用者
問題が発生した場合は、www.framer.comで「Brave Shields」を無効にすることをお勧めします。Framerのプライバシーポリシーをご覧ください。
Note: Braveブラウザはデフォルトで広告ブロック、トラッキング防止、スクリプトブロックなどの『プライバシー保護機能(Brave Shields)』を自動的に有効にしています。これにより、ウェブサイトの必須スクリプトやスタイルもブロックされる可能性があります。
検索エンジンクローラーとの互換性は?
Framerで制作されたサイトは基本的にすべての検索クローラーによってインデックスおよびクロールが可能です。ただし、個別ページでnoindex設定をすれば除外することができます。
個別ページにnoindexを適用する方法
Framerプロジェクトを開く
左側のパネルから除外するページを選択する
上部のPage Settings(ページ設定)アイコンをクリックする
設定パネルで“Show page in search engines”オプションを無効(オフ)にする(この機能をオフにすると、Framerが
<meta name="robots" content="noindex">タグを自動でページ<head>に挿入します)変更を保存した後、サイトを再度公開(Publish)する

サポートされている代表的なボット
GoogleBot、GoogleOther(Gemini)
BingBot
GPTBot(OpenAI)
YandexBot
AhrefsBot、PerplexityBotなど
FramerはGoogleクロールエラー発生時にはその監視を積極的に行っています。検索エンジン最適化を考慮したウェブサイト制作にも適しています。
本記事はFramerの公式文書“Requirements & Browser Support”を翻訳・アレンジしたコンテンツです。






