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この文書は、Framerを学ぶ日本のユーザーが日本語資料の不足による困難を解決するために、公式ブログの内容を日本語に翻訳し、実務に役立つ情報を追加しました。Framerを使用する皆さんに少しでも役立てば幸いです。
エンタープライズプランを使用すると、Framerでのチーム構造が少し異なります。Organization、Workspace、Folder、そしてProjectの概念について紹介します。
Organization
OrganizationはFramerにおける最も高いレベルの組織です。通常、企業、大規模チーム、または機関単位で使われます。端的に言えば、すべてのワークスペースとプロジェクトを一元管理する本部のような概念です。

知っておくと良い特徴
中央支払い管理: 複数のワークスペースに同じ人がいても追加費用は発生しません。
ユーザー管理: メンバーを招待または削除し、役割を割り当て、アクセス権を監視できます。詳しくはこちらの記事をご確認ください。
セキュリティポリシーの統一: ワークスペースごとに設定する必要なく、一度に標準化されたセキュリティルールを適用できます。
組織情報管理: ロゴ、名前、ワークスペース数などを組織設定で確認し、編集できます。
Workspaces
ワークスペースは、組織内で実際のコラボレーションが行われる作業空間です。各ワークスペースは独自にメンバーを割り当てることができ、その中でメンバーごとに役割を異なるように指定できます。

ワークスペースの主要機能
拡張機能: すべてのプロジェクトでカスタムコード、Canonical URLなどのより高いリソースにアクセスできます。
カスタムフォントのアップロード: 作業空間設定にフォントをアップロードすると、そのワークスペースのすべてのプロジェクトで活用できます。
チームライブラリー: チームライブラリーを通じてメンバー間でコンポーネントを共有し、デザインの一貫性を維持するのに優れています。
役割と権限: ワークスペース単位、プロジェクト単位で役割を細分化してメンバーに割り当てることができます。
Folders
プロジェクトが増えると管理が複雑になりがちです。その際、フォルダを使用するとすっきりと整理できます。

フォルダの作成と管理方法
右サイドバーで
+ New Folder…ボタンをクリックフォルダ名を入力(前に絵文字を付けると視覚的に区別しやすくなります)
プロジェクトの右側の
…メニューでMoveをクリックし、希望するフォルダに移動
Projects
プロジェクトは、ワークスペース内で実際にウェブサイトを作成する単位です。複数のページを含めることができ、完成したら公開も可能です。

複数人が同時に1つのプロジェクトで作業できます。
メンバーごとにアクセス権を細分化し、誰かは閲覧のみ、誰かは編集まで可能に設定できます。
Framerのエンタープライズ構造は単にスペースを分けるだけでなく、チームが大きくなるほどコラボレーションと管理がしやすくなるように設計されています。この構造を各自の運営方法に合わせて効率的に活用してください。
本記事はFramer公式ブログの『Organizations, Workspaces, and Folders』を翻訳・アレンジしたコンテンツです。






