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この文書は、Framerを学ぶ日本のユーザーが日本語資料の不足で経験する困難を解消するために、公式ブログの内容を日本語に翻訳し、実務に役立つ情報を追加しました。Framerを使用する皆さんに、少しでもお役に立てれば幸いです。
PageSpeed Insights(PSI)とは?
PageSpeed Insights(PSIまたはLighthouse)は、サイトのパフォーマンスを測定する簡単なツールです。しかしSEOには影響を及ぼさないツールです。そのため、単にPSIのスコアを上げることに多大な努力を払う必要はありません。
本当にPSIを最適化する必要がありますか?
まず知っておくべきことは、先に述べたようにPSIスコアはSEOに直接影響を与えません。(出典1 / 出典2) Googleの公式見解によると、SEOに影響を与えるのはCore Web Vitalsです。
この2つの指標の違いは、テスト方法にあります。
PSIはシミュレートされた低速のAndroidデバイスでパフォーマンスを測定する一方、Core Web Vitalsは実際の訪問者データに基づいて測定されます。したがって、Core Web Vitalsが優れていてもPSIスコアが低く出ることがあり、その場合PSIスコアは無視してもよいということです。
実際のSEOパフォーマンスを確認するには、Google Search ConsoleでCore Web Vitalsのデータを確認するようにしてください。
PSIに関する注意事項
1. PSIはパフォーマンス測定ツールとして不正確であることを知っておく
PSIスコアは絶対的な数値ではなく、概算に過ぎません。したがって、サイトの速度を上げたら逆にスコアが下がることもあります。この問題に関するGoogleの詳しいレポートも存在するほど、PSIは正確なパフォーマンス測定ツールとは言えないことを知っておくとよいでしょう。
2. PSIの推奨事項をそのまま信じない
PSIが提案する最適化方法はアイデアとしては有用ですが、実際にはサイトの速度の改善やPageSpeed Insightsスコアを上げるものではありません。そのため、PSIが推奨する事項は参考程度にとどめ、例としてこの事例を読んでみてください。
PSIを利用するときに知っておくと良い点
PSIを利用するときに知っておくと良いポイントがいくつかあります。
1. 複数回テストを実行する
PSIスコアはテストするたびにかなり異なることがあります。最大で15点の差が生じることもあります。最も現実的な平均値を得るには、最低でも3回以上テストを実行し、その中間値(または平均値)を基準に判断することをお勧めします。
PSIは同じページを連続してテストすると、同じ結果を表示することもあります。同じ結果が表示されないようにして、テストを実行するまでの待ち時間を省略するには、URLの末尾に?1234のようなクエリパラメータを追加してみると良いでしょう。(例:my-site.com/my-page/?1234)
2. Framerのパフォーマンス最適化のベストプラクティスに従う
Framerのパフォーマンス最適化の事例を活用して、サイトの最適化に集中してみてください。Framerサイトに合わせた画像、フォント、その他の要素を最適化するためのヒントを活用してください。
また、公開するときにサイトが完全に最適化されており、警告が表示されないことを確認してください。これを確認し公開することで、ユーザーエクスペリエンスが向上するだけでなく、SEOにも役立つでしょう。
これらのステップを追っても問題が続くなら、さらに支援が必要であれば、お問い合わせページを通じてご相談ください。
この投稿は、Framer公式ブログの『PageSpeed Insightsスコアを最適化する方法』を翻訳および脚色したコンテンツです。






